32号 2013年3月発行
<特集>被曝体験とその表象
宇野田 尚哉
趣旨説明
岡村 幸宣
《原爆の図》は何を描いたのか 米軍占領下からはじまる絵画の旅
山本 潤子
コメント:歴史としての巡回展 絵画としての《原爆の図》
イトウ ソノミ
記憶を記録するということ 在韓被爆者をめぐるドキュメンタリー映像作品での個人的な取り組み
西井 麻里奈
コメント:記録映像と立場性 「記憶」との対話をめぐって
討論
宇野田 尚哉
研究会を終えて
【論説】
西井 麻里奈
韓国人原爆犠牲者慰霊碑と「聖地」の論理 「聖地とヒロシマ」をめぐる一考察
Soares MoTta Felipe Augusto
【対話と方法】
林 葉子
オーストラリア国立大学 Japanese Studies Graduate Summer School 参加報告
柿田 肇
三浦詩織
日本学学生企画セミナー「「聞き耳」を問う : 他人の「話」に耳を傾ける学問のために」報告
【卒業論文】
桑本 咲子
ディスカバー・ジャパンをめぐって 交錯する意思から生まれる多面性
村上 和史
コミュニティの「ウチ」と「ソト」をつなぐコミュニティFM サイマル放送と「トランスローカル」
【書評】
中村 平
山路勝彦『台湾タイヤル族の100年-漂流する伝統、蛇行する近代、脱植民地化への道のり』