27号 2008年3月発行
<特集> 『「原爆の絵」と出会う』からの始まり
冨山 一郎
特集について
田中 菜穂子
『「原爆の絵」と出会う』と出会う―<涙>の意味をめぐって―
門野 里栄子
「あの日」の縁で―陳腐な言葉の可能性を探して―
張 紋絹
「原爆の絵」と対話しつつ、想像の彼方へ―『「原爆の絵」と出会う』を手がかりにして
鄭 柚鎮
「原爆の絵」と私、あるいは複数の関係としての私たち ―痛みをめぐる議論の可能性を探って―
直野 章子
被爆を語る言葉の意味と共振
【論説】
石川 浩士
大阪府が1933年に実施した麻薬中毒患者の収容事業ー保安処分について考えるためにー
【研究ノート】
張 紋絹
植民地台湾における台北市の空間創出ー盛り場「西門町附近」を中心にー
【対話と方法】
日高 由貴
TAの経験から考えたこと
【書評】
北原 恵
川村邦光『聖戦のイコノグラフィー』ー視覚表象分析の方法論を再考するー
崎山 政毅
吉村一真・田中聡・表智之『差別と向き合うマンガたち』
澁谷 知美
資源化される身体、男性の身体、近代と脱近代の間の身体 ー書評:荻野美穂編『資源としての身体』身体をめぐるレッスン第二巻ー
【資料紹介】
石附 馨 雑誌『青い海』バックナンバー全目録
【卒論論文】
松本 理沙 ”娘”をめぐる欲望―宝塚歌劇団の娘役に関する一考察―