30号 2011年3月発行
<特集>象徴天皇制の現在を考える
北原 恵
タカシ・フジタニ先生講演会「象徴天皇制の現在を考える」の開催にあたって
タカシ・フジタニ
象徴天皇制の現在を考えるー小林よしのりの「天皇制」を中心にー
弓谷 葵
システムとしての象徴天皇制ー戦争責任論の心臓部ー
冨永 悠介
タカシ・フジタニ氏の講演を聴いて、今思うこと
謝花 直美
排除される中で獲得される力
【論説】
井濱 葉月
結核から「低肺」へーある病いが過去になることー
鹿野 由行
「運命の物語」と計算された親密さーゲイの出会いのツールの変化と合コンの流行ー
土井 智義
米軍統治期の沖縄における「外国人」参政権問題 ー「非琉球人」をめぐる参政権の歴史についてー
日高 由貴
わたしから/への旅
増子 美緒
犬ぞりの現在ー「JAPAN CUP全国稚内犬ぞり大会」を事例としてー
林 暁淳
台湾のアルバムにおける記憶と語り
【研究ノート】
中山良子
『乙女の性典』と純潔ー新制中学生・高校生のセクシュアリティとメディアー
パイエ 由美子
植芝 盛平ー合気道の創成プロセスをめぐってー
【対話と方法】
加野 彩子
アメリカ東海岸で日本研究について考える
【卒業論文】
福田 素太
演能と能舞台の雰囲気をつくるものー見物人と見所を中心にー
【書評】
海妻 径子
書評:荻野美穂編『性の分割線』
鳥山 淳
書評:森宣雄『地のなかの革命 沖縄戦後史における存在の解放』
荻野 美穂
書評:川村邦光編『セクシュアリティの表象と身体』