日本学って何するところ?

こんなことをしています こんなことをしています

これまでの日本研究では、日本の固有性や特異性がことさらに強調されてきました。しかしながら、そのような固有性や特異性とは、日本が近代化する過程で、欧米やアジアとの対比において自己言及的に構築されてきたひとつの言説にすぎなかったのではないでしょうか。そのような自覚に立って、一国的な研究の枠組みを乗り越えていくことが求められています。日本学研究室では、多くの留学生とともに、異文化間の交流や摩擦に注目するとともに、ジェンダー、エスニシティ、マイノリティ、人の移動、記憶、歴史経験、社会運動などに視座を据えることで、境界を越えて展開される新たな日本研究の可能性を模索しています。また、聞き取りやフィールドワークを通じて人びとの経験や語りに向き合うことも大切にしています。

学びのガイド

お知らせ News

刊行物Publication

2026.4.20

4/20◎櫻澤誠・河西秀哉編『物語で読み解く日本の近現代~文学・映画が描いた社会と記憶~』刊行

近代化、戦争、公害、差別、女性、若者たち――。文明開化からバブルまで、様々な物語の読解を通じて近現代日本の歴史を解説。 第8章の「差別」をどう描くのか-農村映画としての『キクとイサム』-を安岡健一准教授が執筆されています。

メディア報道Media

ハートネットTV
2026.8.10

8/10◎北村毅教授が【NHK教育/ハートネットTV】に出演

本研究室の北村毅教授がNHK Eテレのドキュメンタリー番組『ハートネットTV』に出演されます。 戦後81年 障害者の沖縄戦 〜忘れられた“痛み”を思う〜 放送日:2026年8月10日(月)午後8:00 〜 8:29放送局:NHK Eテレ番組名:『ハートネットTV』放送内容:「戦後81年 障害者の沖縄戦 〜忘れられた“痛み”を思う〜」 https://www.web.nhk/tv/an/hntv/pl/series-tep-J89PNQQ4QW/ep/RPJ237GRW9

イベントEvent

2026.10.23

12/4◎北村毅教授が【第58回大阪大学公開講座】の第8回に登壇 NEW

本研究室の北村毅教授が「第58回大阪大学公開講座 21世紀懐徳堂発!世界を読み解く10の視点 〜暮らしと未来を考える」の第8回に登壇されます。 戦争はいかに人を変えるのか~帰還兵の戦争トラウマと家族の「戦後」 戦地から帰還した数百万の元兵士たちは、いかにして日常を取り戻したのでしょうか。いや、そもそも取り戻せたのでしょうか。本講義では、彼ら自身の葛藤に加えて、その家族が戦後社会で直面した困難や暴力の連鎖に焦点を当て、世代を超えて家庭内に「戦争」が刻み込まれてきた過程を辿ります。 日 時:2026年12月4日(金)18:30 〜 20:00会 場:大阪大学中之島センター 10階 佐治敬三メモリア