イベント情報

ホーム > イベント情報

最新イベント情報

謝花直美『戦後沖縄と復興の「異音」』刊行

9784908672491_600

日本学研究室を修了された謝花直美さん(沖縄タイムス記者・沖縄大学地域研究所特別研究員)のご著書『戦後沖縄と復興の「異音」 米軍占領下 復興を求めた人々の生存と希望』が、有志舎から刊行されました。

 

【紹介】

沖縄の人々は沖縄戦から米軍占領下の戦後にかけて、戦場での彷徨・避難、収容所への移動から帰還、さらに海外からの引揚げなど、生活を破壊され移動に次ぐ移動を強いられた。本書は、これまでの歴史叙述が取りこぼしていた人々の生活の場(生活圏)に注目し、米軍占領下の復興というものがいかなるものであり、ある復興が別の復興を妨げてしまうという「復興の異音」に耳を傾けながら、戦後沖縄の原風景を生身の人間の姿に即して描き出す。巧妙に占領への協力が作り出され、窒息しそうな社会の中でも、希望の兆しを人々は生活の場からいかにして創り出していったのか。

 

【目次】

序 章 戦後沖縄 占領下の生活・生存/復興の中の「異音」
第1章 ミシンと復興―女性たちの「生活圏」と共助―
第2章 移動と引揚げがつくった「金武湾」という地
―米軍占領下、沖縄の生存と労働―
第3章 「復興」の中の離散―垣花と軍港で働く人々―
第4章 「復興」に奪われた真和志村
第5章 「オフ・リミッツ」と「米琉親善」による境界編成
第6章 「アカ」と「第一次琉大事件」
終 章 「気持ちまでは取られない」

 

有志舎 (webnode.jp) より

 

 

北原恵先生退職記念講演および研究交流会

去る2021年3月13日(土)、日本学研究室では北原恵先生の退職記念講演および研究交流会を開催いたしました。

コロナ禍という状況のなか、オンラインでの開催となりましたが、総勢77名の方が集う盛会となりました。

最終講義(北原)

北原恵先生の退職記念講演は、事前収録した映像を配信いたしました。

当日配信した映像は現在、You tube上で限定公開しております。

↓↓

北原恵先生退職記念講演-You tube

是非、ご覧ください。

コロナ禍の「声」を記録する―オーラル・ヒストリーになにができるか―

2020年度 日本オーラル・ヒストリー学会 研究大会プレ企画 研究実践交流会

「コロナ禍の「声」を記録する―オーラル・ヒストリーになにができるか―」

 

【概要】
日時:2020年9月5日(土) 13:00~16:30(開場 12:30)
場所:オンライン開催 (Zoom利用)
※要事前申し込み:下記ミーティングアドレスから事前登録をお願いします。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYod-2vqT0rGtLF7XoMrHqoFEujqkBCY7HG

参加費:無料

【プログラム】
趣旨説明
発表(各20分)
1.小林多寿子・庄子諒 「コロナ禍のフィールドワーク ―福島県南相馬市における相馬野馬追調査に取り組む一橋大学社会学部小林ゼミナールの場合―」
2.安岡健一・松永健聖 「「緊急事態」の声を聞く―大阪大学文学部文化交流史演習の取り組み―」
3.野入直美  「アフターコロナに残したいこと-琉球大学学生プロジェクトチームによるweb公開の試み」
コメント 菊池信彦
質疑応答・事例紹介
グループディスカッション (グループは主催者が割り振ります)
まとめの討論

 

【趣旨】
2020年、新型コロナウイルス感染症が世界を覆っている。犠牲者は50万人を超えてなお感染は拡大しており、危機の収束は見通せていない。日本社会もまた2月末の一斉休校措置にはじまり、4月初頭から5月末に至る全国的な緊急事態宣言という未曽有の経験を経て、いまも歴史的変動のただなかにある。予断を許さない現状は、対話や集会という営みを、恐れを伴うものに変えてしまった。
こうした状況において、オーラル・ヒストリーに何ができるだろうか。一つの応答として、この非日常的な日常を生きる人びとの声を少しでも集め記録することがある。すでに感染の爆発的拡大の直後から、応急的な反応の記録(Rapid Response Collecting)として、オーラル・ヒストリーを含む資料収集が呼びかけられ、世界各地の大学・公共図書館・博物館など多様な機関が聞き取りに取り組みはじめている。日本国内でもいくつかの博物館やデジタルアーカイブ関係者が資料収集を呼びかけている。
ただちに症状がでない感染症の流行は、教育・研究の場からフィールドワークの機会を奪っている。しかし、こうした状況であっても、可能な聞き取りもあるだろうし、この間に普及した遠隔コミュニケーションのツールを活用する方法などもあるのではないだろうか。
今回の研究実践交流会では、大学の授業として取り組んだ、コロナ禍の「声」を記録する実践を報告する。まず小林・庄子両氏には、現在困難を極める実地フィールドワークの現在について福島県南相馬市を事例に報告をいただく。次に、安岡・松永両氏が4月から取り組んだオーラル・ヒストリーの実習授業を素材に、目的・アウトライン・結果について報告する。最後に、野入氏に受講生たちが自主的に取り組んだコロナ禍の生活記録公開プロジェクトについて報告していただく。これらの報告に対して関西大学でコロナアーカイブに取りくむ菊池氏よりアーキビストの立場からコメントをいただく。この3つの報告およびコメントを通じ、このような状況でも/だからこそできることがあることを共有したい。
さらに、今後私たちが連携することをつうじて、各地の声を収集し紐づけることが出来れば、まとまった量の声を後世に残すこともできるはずである。1910年代のインフルエンザの流行をはじめ感染爆発の歴史が真剣に参照されている現状を見ても、いまを生きる自分たちが現代と後世のために果たしうる役割は小さくない。
当日は、質疑とグループ・ディスカッション、各地における実践例の交換などをつうじて今後の連携につなげて、学問の社会的意義を展望することを目指したい。

主催:日本オーラル・ヒストリー学会
問合せ先:joha18[at]ml.rikkyo.ac.jp
※ [at] を @ に差し替えてください。

 

「日本学方法論の会」開催のお知らせ。

例年秋に日本学研究室の主催で開催している「日本学方法論の会」についてのお知らせです。

今年度は民俗学者の木村哲也さんをお呼びしてフィールドワーク体験についてご講演いただきます。

講演:木村哲也(きむら・てつや)さん

「体験的フィールドワーク論~民俗学者・宮本常一の足跡をたどることから~」
プロフィール:1971年生まれ。神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了。

博士(歴史民俗資料学)。著書に『「忘れられた日本人」の舞台を旅する―宮本常一の軌跡』(河出書房新社、2006年)、『駐在保健婦の時代1942-1997』(医学書院、2012年)、『来者の群像―大江満雄とハンセン病療養所の詩人たち』(編集室水平線、2017年)、編書に『大江満雄集詩と評論』(共編、思想の科学社、1996年)、『癩者の憲章―大江満雄ハンセン病論集』(大月書店、2008年)などがある。

現在、「人間学工房」のウェブサイトで「宮本常一伝ノート」を連載中。https://www.ningengakukobo.com/blank-5

※できるだけ上記のホームページに目を通した上でご参加いただけたらと思います。

日 時:11月3日(金):14:30~17:00

場 所:待兼山会館会議室(大阪大学豊中キャンパス)
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka/toyonaka.html

由本みどり先生講演会

■由本みどり先生講演会
「『日本・女性芸術家』を超えて : 長澤伸穂と塩田千春の作品におけるトランスナショナルな対話」

“Beyond ‘Japanese/Women Artists’: Transnational Dialogues in the Art of Nobuho Nagasawa and Chiharu Shiota,”

Third Text, 28:1 (February 2014)

■2017年6月29日(木)10:50~12:50(開場10:30)

■大阪大学豊中キャンパス・芸術研究棟1階・日本B

※参加申込は日本学・北原研究室までkitahara@let.osaka-u.ac.jp

1 / 212

過去の記事

ページの先頭へ