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文学研究科・優秀若手研究者奨励賞の受賞

2021年9月15日(水)に開催された、「第4回 大阪大学大学院文学研究科 若手研究者フォーラム」にて、本研究室の座間味希呼さん(博士前期課程2年)が発表し、「第4回 文学研究科・優秀若手研究者奨励賞」を受賞しました。

発表題目:「戦後沖縄の製糖技術者に見る「帝国主義的キャリア形成」の痕跡 ―南洋群島から引揚げてきた製糖技術者に着目してー」

若手研究者フォーラム — 大阪大学大学院文学研究科・文学部 (osaka-u.ac.jp)

 

謝花直美『戦後沖縄と復興の「異音」』刊行

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日本学研究室を修了された謝花直美さん(沖縄タイムス記者・沖縄大学地域研究所特別研究員)のご著書『戦後沖縄と復興の「異音」 米軍占領下 復興を求めた人々の生存と希望』が、有志舎から刊行されました。

 

【紹介】

沖縄の人々は沖縄戦から米軍占領下の戦後にかけて、戦場での彷徨・避難、収容所への移動から帰還、さらに海外からの引揚げなど、生活を破壊され移動に次ぐ移動を強いられた。本書は、これまでの歴史叙述が取りこぼしていた人々の生活の場(生活圏)に注目し、米軍占領下の復興というものがいかなるものであり、ある復興が別の復興を妨げてしまうという「復興の異音」に耳を傾けながら、戦後沖縄の原風景を生身の人間の姿に即して描き出す。巧妙に占領への協力が作り出され、窒息しそうな社会の中でも、希望の兆しを人々は生活の場からいかにして創り出していったのか。

 

【目次】

序 章 戦後沖縄 占領下の生活・生存/復興の中の「異音」
第1章 ミシンと復興―女性たちの「生活圏」と共助―
第2章 移動と引揚げがつくった「金武湾」という地
―米軍占領下、沖縄の生存と労働―
第3章 「復興」の中の離散―垣花と軍港で働く人々―
第4章 「復興」に奪われた真和志村
第5章 「オフ・リミッツ」と「米琉親善」による境界編成
第6章 「アカ」と「第一次琉大事件」
終 章 「気持ちまでは取られない」

 

有志舎 (webnode.jp) より

 

 

北原恵先生退職記念講演および研究交流会

去る2021年3月13日(土)、日本学研究室では北原恵先生の退職記念講演および研究交流会を開催いたしました。

コロナ禍という状況のなか、オンラインでの開催となりましたが、総勢77名の方が集う盛会となりました。

最終講義(北原)

北原恵先生の退職記念講演は、事前収録した映像を配信いたしました。

当日配信した映像は現在、You tube上で限定公開しております。

↓↓

北原恵先生退職記念講演-You tube

是非、ご覧ください。

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